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トリトコブログ

日々のあれこれを、オワ丸とクロミチが大体交代で更新。

過去ログ

とりあえずやってみる

クロミチです、コミティアのお知らせは明日ポストカードが届いたら詳しく書こうと思います。ペーパーもまだ作ってない・・・。

オワ丸さんがバイト先のお客さんから「もしよかったら・・・」と、渋柿を沢山貰ってきました。渋柿なのでもちろんそのままでは食べれませんが、自分やオワ丸さんは小さい頃からこの時期柿の渋抜きの手伝いをやらされてたのでヤッター!と大喜び。しかしいざ柿の渋を抜こうと思ったら渋抜き用の酒が、ない。よくよく考えると「渋抜き用の酒」という、ただただアルコール度数が高い渋抜き専用の酒が売っていたはずなのですが、大都会・東京にそんなものはなく・・・。
母に聞いたら渋抜き用の酒はアルコール度数が45%だそうなので、スーパーの酒売り場でそれに近い度数の酒を探してみました。・・・が、みんな美味しく飲めるお酒ばかりでアルコールが高くない!時期じゃないから梅酒用のお酒も特大パックしかなく、そんなには要らない!オワ丸さんはそういう酒で長く漬けたらイケるんじゃないかと言ったけど、絶対中途半端に渋が残ると思い自分が見つけたのがコレ。

「ラムホワイト」
甘い匂いでお菓子の風味づけに使うお酒です、しかもアルコール度数は45%!一応アルコールの高さはクリアしてるものの、これで渋抜きしたってのは聞いたことがない。一瞬スマホで検索?とも思ったけど、面白そうなので調べずにやってみることにしました。

帰宅後、柿をタオルできれいに拭く→ラムホワイトを歯ブラシで描きのヘタの周りに塗りつける→段ボールに袋を敷いて柿を並べそのまま密閉、で作業終了。すぐ終わってしまいました。あとは1週間程ほったらかすだけなのですが、初めての試みなので少し多めに10日寝かせる事にしました。そして10日後・・・
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・・・か、完璧だ。すさまじい甘さ!!
これはこの柿の元々の素質なのかそれとも甘い香りのラムホワイトを使ったからなのかはわかりませんが、今まで食べてきた柿の中で一番甘くて美味しく出来たと思います。やってみるもんだなー、よい仕事ができました。

そういえば柿を食べながら刀剣乱舞で「特命調査 天保江戸」をやってします。昨日水心子と清麿が来てくれたので、またうちの本丸が賑やかになりました。いわゆる「幕末」の半歩手前みたいな時代で正直あまり詳しくなかったけどアレか、「大江戸ロケット」の時代か!と納得、調べてみるとなかなか面白い時代です。すごくどうでもいいのですが、上屋敷藩邸で流れるBGMがめちゃくちゃ「暴れん坊将軍」と「必殺仕事人」ぽくないですか・・・?いや、曲作ってる人絶対確信犯だよねコレ!とオワ丸さんと大騒ぎしてます。時代劇大好きだから個人的にはすごく嬉しいのですが、蜂須賀+御手杵・蜻蛉切・日本号の三名槍+次郎さんという、およそ室内戦に向かないメンバーで挑んだせいか、大名屋敷っぽい立派な建物の中であの曲に合わせて「アタシが暴れりゃ嵐みたいなもんさ!!」と、大太刀をブンブン振り回す次郎さんがかっこよすぎて惚れた。。。みんなが仕事人みたいに見えて面白かったです。
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金沢、白山君の旅

クロミチです、お江戸ねこぱんちが発売されたのでオワ丸さん共々緊張の糸が切れ、2人で交互に風邪をひいたりしています。丁度仕事の切れが良かったし展示終了時期が迫っていたのもあり、思い切って刀剣乱舞の白山君こと「白山吉光」を見に行こう!と、オワ丸さんと一緒に金沢へ行ってきました。輪島や能登は小さい頃に家族で旅行した記憶があるのですが、金沢は地元新潟から近いはずなのに意外と行ったことがない街だったんですよね。


金沢駅から白山君が奉納された白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)へ。ちなみにこの神社は全国の白山神社の総本山です。うっかりしてたのですが、休日だったので最寄りの鶴来駅からのバスが数時間先までない!!うちの地元も田舎なのでこういうの分かるのに、自分も東京の便利な生活に染まったもんです。仕方ないので徒歩で神社に向かう事に。「ああ、こういうの路線バスの旅みたいな番組テレビで観たことある・・・(泣)」とか思いつつ2キロ程歩きました。正直この時自分は風邪でおそらく熱が37度超まで上がってたので結構キツかったです・・・。やっとの思いで到着、参道で冷たいお蕎麦食べてたら目の前に一期一振のぬいぐるみつけた女子たちが座ったので、審神者ご一行が!と少し嬉しくなりました。

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立派な拝殿。周りは大きな杉の木がいっぱいで空気が澄んで気持ちよかったです。七五三や改元奉祝とかぶってたのでご朱印には結構並びました。せっかくなのでお参りの後おみくじをひいたら自分が小吉、オワ丸さんは末吉でそれぞれ全体的に運勢は悪く「とにかく全ての事で調子にのるな」的な内容でした・・・ハ、ハイ、謹んで生きていきます(涙目)。
白山君は今は県立美術館へ出張中なので留守なのは分かってたのですが、宝物殿へも行ってみました。お祭りの道具とかだけかなーと思ってたら、白山君と同じような形の剣がずらーっと10振り程。中には三条宗近、粟田口など、とうらぶでもお馴染みの刀派の名前も。大体どれも30センチ定規位の大きさでしたが、刀派によって姿が色々で面白かったです。その横には人の身長以上あるひときわ大きな太刀が。見ると「真柄の大太刀」と書いてある!真柄の大太刀といえば、去年熱田神宮で見た太郎さん(太郎太刀)が有名ですが、そういえば何かで調べた時、同名の太刀がいくつかあるみたいなの書いてあったなぁと。太郎さんは刃に朱が塗ってあったり拵えも朱色で金の飾りが付いていたりと豪華な感じでしたが、こちらの大太刀は全体的に拵えが黒で統一されてシックな感じ。そばには「真柄の大太刀の重さを体感してみよう!」みたいなミニコーナーがあり、鉄アレイ?のような金属の棒が置いてあって、どうやら持ち上げてみろと。閉館時間前で他に人もいなかったし片手で持とうとしたらおっっっもい!!よく見たら2,5キロとか書いてあるし冗談じゃないよって。武将・真柄直隆はこの太刀で何人も人をなぎ倒した・・・と書いてあったけど、あんなの一振りしただけで並みの人間は腰どころか全身おかしくなりそうです。・・・実際は物干し竿並みの長さではありますが、重さが気になる方は台所へ行って2キロの米袋+αを自己責任で振ってみて下さいね。。。

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夕飯前に兼六園のライトアップを見ました。母からは以前「ガッカリスポット」とか散々に言われてたけど、全然!夜はとても良い感じでしたよ。隣の金沢城も良かった、ただメチャクチャ寒かったけど。

次の日、駅でバス1日乗車券を買うべきだった~と後悔しつつ石川県立美術館へ。
白山君の本体である、実物の剣(つるぎ)を見てきました。第2展示室の入って真正面、一番奥のど真ん中にいましたね。昨日見た宝物殿の剣達もきれいだなぁと思ったけど、ちょっと白山君は存在感が別格だなぁと思いました、圧倒的に美しい。。。ものすごく技術が高くて繊細な造りで、奉納された剣の中で白山君だけが国宝なのも頷けます。横には大きくて立派な箱もあって、まさに箱入り息子という感じ、長い年月美しいまま本当に大事にされてきたんだなぁと思いました。刀や太刀と違ってあんまり剣って見る機会がなかったので、今回見に来れて本当に良かったです。

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帰りの新幹線まで時間が余ったのでひがし茶屋街、主計町へも足を伸ばしてみました。お江戸ねこぱんちで江戸の町並みばかり描いていたオワ丸さんは資料写真をここぞとばかりにバシャバシャ撮りまくり。お味噌のいいにおいが漂ってきたお店でお昼を食べてたら、さっきまで青空だったのに突然の雷雨&アラレが!まぁ冬の日本海側なんて大体こんなもんですけどね。。。
さすがに弾丸旅行すぎて帰宅後一気に風邪がひどくなってしまいましたが、とても記憶に残る楽しい旅でした。

旅行とは直接関係ないのですが、直前まで北陸新幹線が台風被害の影響で一部区間動いておらず、数日前に全面復旧という事で助かりました。でも長野の、特に千曲川流域は台風の被害が本当にひどくて、この時期なら鈴なりの実をつけた見渡す限りのリンゴ畑は、乾いた泥の平地になってしまってました。うちの実家は毎年冬~春になるまでリンゴは長野へわざわざ買いに行ってそれを送ってくれるので、他人事ではありません。長野のリンゴや作物を買って応援せねばと思いました。長野のリンゴは本当に美味しいので、リンゴ畑の再建、何とか頑張ってほしいです。。。

お知らせ

(この記事は発売日まで一番上になります、下に記事更新しました)


10月28日(月)発売の「お江戸ねこぱんち」にて
オワ丸の漫画「ねんねこちりりん」が巻頭カラーにて掲載されます。お江戸を舞台にした猫の漫画が沢山載ってます、全年齢向けの雑誌ですので猫好きやお江戸好きの方はぜひ!

ねんねこちりりん落書き+拍手お返事


オワ丸です。11月24日のコミティア130にクロミチと共に出店します。スペース「せ21a」にて「トリノイルトコロ」で出ます。新刊の予定は2人共未定です。また近くなったらお知らせします。

最近家のトイレで座る度に「居酒屋や公園とかのトイレの便座はよく壊れているよなぁ」と少し思い出す位に何とな~く気付いていたのですが、ついに昨日、その時が我が家に訪れました。便座が割れたのです。仕事して家に帰ったらクロミチが”やっちまった”みたいな顔をしてて、U字便座はJ字便座になっていました。あなや…。

大家さんに電話したら業者さんが次の日には来てくれまして、なんかこう…熊五郎みたいなめっちゃ声のでかいオジサンがちゃちゃっと新しいものと交換してくれました。なんだろう、自分たちが長年かけてお尻で壊した物を他人様に直していただく申し訳なさったらないな。帰り際、玄関扉に手をかけたオジサンはドアノブの動きが悪い事に気付き、滑りを良くする魔法のようなスプレーを噴きかけてあっという間に直してくれました。もうこれがすごいのなんの!ドアノブに羽でも生えてるみたいな開け心地。でもトイレよりドアノブより一番すごいのは鍵穴でした。今まで鍵穴の中に誰か居て、差し込んだ鍵にしがみついたり奥で引っ張ったりしてんじゃないかってくらいガチガチに固かったのに、もう鍵をかけたかどうかも分からないくらいの滑り。オジサンありがとう…。あんたすげぇ仕事人だよ。

お江戸ねこぱんちもうじき出るので、告知を兼ねて簡単ですが一枚絵を描きました。以前商業用に描いた「あいことば」の時の告知絵が個人的に気に入っていて、今回も同じ感じで描こうと思っていざ作業開始。鉛筆画をそのままカラーでスキャンしてモノクロ+カラー1色で仕上げればいいだろうと簡単に考えていたら、やってもやっても違うものが出来る…よ~く考えたらコピー機で濃度上げてたし、色塗りはコピック使ってたなぁと段々思い出してきてようやく完成しました。つ、疲れた…。デジタルってなんだ…アナログの方が早いがする…。そういえば描いた漫画「ねんねこちりりん」の先行カットを見た父が「…オワ丸にはせわんで(言わなくて)いいんだけど…なんか前と画風違わんか?」と母に訊ねていたそうです。父よ安心してくれ、たいして絵は上達してないから。
とりあえず10月28日発売の「お江戸ねこぱんち 猫遊びの巻」に、身内に画風が違うと言われた「ねんねこちりりん」載ります。気になる方は是非。そう言われるとちょっと気になってきた…。


拍手お返事>>ウトネコさん

まさか「ねこぱんち」の読者様でエスの読者さんがこのサイトを見ていらっしゃると思いませんでした!お名前に「ネコ」が入っているのでやはり猫好きなのでしょうか、ねこぱんちを読まれている時点できっとそうですよね。猫好きの方に果たして自分の描いた漫画が受け入れてもらえるのか心配だったんですが、とりあえず楽しみにしてくれている方がいると思うと非常に救われます。今回の告知絵で久しぶりにコピックを使ったのですが、あれは人の言う事を聞きませんね…全く手に負えない…。なのでコピック使いの方々は無条件でスゴイ人達だと思っています。ウチのクロミチも新しい色を見つけた時に非情に興奮してましたから皆さん共通なんですかね。布団から脱ぎ出て早速風邪を引いてしまったので、ウトネコさんも油断されないようどうぞお気をつけください!

漫画描きました。



オワ丸です。10月28日発売の「お江戸ねこぱんち」という雑誌に「ねんねこちりりん」という読み切りを描かせていただきました。今回とてもありがたい事に巻頭カラーを描かせていただいております。仏師の元にとある猫にまつわる依頼が舞い込むお話です。

ねこぱんちという雑誌は、猫好きによる猫好きの為の雑誌というのでしょうか、徹底して猫のお話しか載っていません。猫が主人公だったり、飼い主との絆を描いていたり、猫の生態を可愛く描いていたりと本当に猫だらけです。野良猫を遠くからニヤニヤ観察するのが好きな程度の自分では到底太刀打ちできない世界だったので、そうゆう作品達の中でちょっと変な話が一話くらいあってもいいかな~と少し不思議を意識して描いたつもりだったんですが…本当にこれがトップバッターでいいのか!?他の作家さん達がどんなのを描いているか全然分からないので、とにかく悪目立ちさえしなければ万々歳なんだけど…。

ちょうど3カ月制作期間をいただいていたんですが、あまりの計画性の無さと、体調不良から最後の10日間は地獄の様でした。そして共に地獄を歩んでくれたスペシャルアシスタントのクロミチよ、もう感謝しかねぇよ。特にベタは圧巻だった…まさに漆黒。あんな凄まじいベタは今まで一度だって見たことが無い…そういえば、自分生まれて初めて「ここのトーンいい感じによろしく」って漫画家っぽいセリフ言ったなぁ。それに対して「ん」だけで返す玄人感ったらヤバかった。あの時そば打ちの達人みたいな部屋着だったからなおさらそう見えたな。そして自分に漫画描きませんかと言って下さった担当のTさん、どうもありがとうございました。ページ数気にして話をさっさと終わらせようとしたり、カラーもあんまり明るい色に出来なかったりしたし、そもそもメールを全然チェックしてなくて本当にご迷惑をおかけ致しました。今回漫画を描いていて、沢山の人達の協力が無いと出来ないもんだなぁと改めて痛感しました。

そういえば”市川おわ”のペンネームで出ます。母に言ったら、「言いづらいねか、”市川おわん”の方がいいねか」と言ってました。なんだその漫才師みたいな名前。とにかく発売までもう少しです。

時間ができたので

クロミチです、連日ラグビーと世界陸上を朝まで見てしまって寝不足です。。。そうそう、父と母が暇すぎて長野に遊びに行ったときに買ったというリンゴを送ってくれました。メモ付き。

「あまころがし」って何だ・・・初めて聞いた。小振りだけど甘めで美味しかったです。秋映えは酸っぱめ、シナノドルチェはまだ食べてません。
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春に山菜採りで帰省した時に父と一緒に苗を植えたサツマイモも入ってました、立派に育ってる。よかった~。

次の仕事までポッカリ予定が空いたもののオワ丸さんは原稿の最後の追い込みでめちゃくちゃ大変で、しかも今現在手伝えることも無いそうだし、「ライザのアトリエ」も買ったものの1週間後には仕事で手が付けられんくなると分かってると始め辛くて保留。せっかく時間が出来たんで、好きに絵を描こうと思いました。これは下書き。
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「サナギの君へ」というタイトルで、完成版はサイトの絵置き場に置いてあります。最近自分の中で題材をカッチリ決めて描くことが多かったせいか、少し絵に窮屈さみたいなのを感じてて。何の絵だろ?みたいな、趣味全開のそういう絵をまた描きたい気持ちになりました。

今回の絵、開かずの金庫に黒ひげ危機一髪的に鍵が刺さってるけど全然金庫は開かなくて、クソ不味そうな鉄の葉っぱを食い散らかしたサナギの子が、恨めしそうにヒラヒラ楽しく飛んでるチョウチョ達を見ている・・・というもの。サナギを題材にした絵は描いてみたかった。自分が小学生の頃に不登校で毎日寝床から動けなくて、天井見上げたまま今生きてるのか死んでるのかもわからんくなってた時期がありまして。灰色っぽい生暖かい空気みたいな水みたいな人の吐いた息みたいな、そういうドローッとしたものが部屋いっぱいに満ちていて、体がそれに沈んでいくような。。。断片的には覚えてるけど、当時の記憶が無い部分が多いです、自衛の為に脳が封印してしまったんでしょう。金庫はそれらを表しているのかもです、自分でもよくわからない。。。鍵があれだけ刺さっても開かないという事は、この金庫は内開きなのかもしれないです。暗い色の絵ですが、「サナギ」なので動かなくて死んでるように見えてもいつか別の何かになれるかもしれない、という絵です。その希望は他力本願(外からの鍵)じゃダメっていう。

下書きの時から配色は頭にあったもののグラデを多めに使ってみたり、灰色は6色使ってかなり実験色の強い絵だし、内容的に明るいものではないのですが描いてて楽しかった。やっぱりこういう、吐き出してぶつけた絵が自分は好きです。出来上がったものをオワ丸さんに見せたら「・・・」みたいな感じでニヤニヤ絵を見続けて、段々目がギラギラしてきて「チキショーおれも落書きしてぇぇ」と言ってました。パッと見ていいねとかすぐ言わなくて、「自分もやってやっからな」みたいな事を言う時は、それが良い絵だったんだなと認識しています、へへへ。仕事が始まる前にもうちょっと落書きして遊びたいなぁ。

そうだ、オワ丸さんの原稿。上手くいけば今月中には良いお知らせが出来るかもです。本当に良いお知らせです、どうぞお楽しみに!です。

2カ月経って

クロミチです、1年続いた仕事がようやく終わりました。自分の担当分はすでに先週で終わってたので、1年間働き詰めだったししばらくは悠々自適な生活を送ろうかなぁと思ってたものの、1日で「ああ・・・仕事したい」ってなって。今は終わらない人の仕事を手伝っています、全体の締切が本当にヤバいので。。。冗談抜きに自分の絵や落書きですら描く時間が取れない位、毎日頭と体をフル回転させても足りないような大変な仕事でしたが、いざ終わるってなるとひたすら寂しい。小さな会社でコツコツ作ってたものだったのですがおかげ様でメチャクチャ評判が良く、微力ながら関われてよかったなぁと思います。何気に親にも受けが良くて嬉しかった・・・って書いてたら2年目突入の話が来て、どうやら地獄はすぐにでも続くようです。有り難くはあるのですが・・・す、少しでいいから休ませてくれ・・・っっ。

1日あったお休みの日に絵を描きました、奇しくも京アニの放火事件から2カ月目の日で。あの日は私の誕生日で、いつも通り朝起きて仕事しながら何ケーキ買おうかなーなどとのん気に考えたりしてたのですが、あの事件でそんな浮かれた気分は吹き飛びまして。今日に至ってもまだ心のと頭の隅に悲しみと悔しさが鉛の玉みたいに重たく転がってて、忘れるなんて無理なんですよね。今までも仕事の合間に何枚かラフを描いたものの、テーマが直接的過ぎたりまとまらなかったりで。日が浅かった頃は京都タワーみたいなモチーフを描いたものもあったけど、別に京都がんばれみたいな事を描きたい訳じゃないんですよね。2カ月経って、亡くなった方々の今までの仕事への尊敬と、ただひたすらご冥福を祈りたいだけなんだってハッキリ答えが出たので、やっと今描けた絵かなぁと思います。
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オワ丸さんに「何で槍?」と聞かれましたが、あれは槍に見立てたペン先というか、鉛筆のつもりでした。事件で亡くなったアニメーターさん・スタッフさん達は鉛筆一本でキャラクターに命を吹き込み戦ってこられた方々だったから。火の気のない、ひんやり涼しくて気持ちの良い雨が降る蓮の花の咲く場所でゆっくりお休みくださいという気持ちを込めて描いたのですが、湿気を意識して塗ってたらあんまり天国っぽい感じにならんくて。。。気持ち的にはもうちょっと明るくてピンクの蓮の花が咲いていてどこかからふわ~っと良い香りのする水辺でとか思ってたんですが・・・今は仕方ないのかなぁ。。。
そういえば雨と蓮の葉の葉脈は白で描かずに全部白抜きです。
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夕方6時半頃白紙から描き始めて完成したのが深夜2時半で、ほとんどの時間を白く残す部分を避けつつ黒塗りに費やしたような気がします、ハゲそうだった。満月は手元にあったオロナインの蓋で描いてあります、コンパスだと穴が開いちゃうけどオロナインの蓋は角がキリッとしてて優秀な道具です。
アナログは事故も多いけど、この何とも思い通りに上手くいかない感じがやっぱりいいなぁ。